入管法に詳しい某行政書士の雑記ブログ

入管法に詳しい行政書士が気ままに語ります。

コロナの現在の東京出入国在留管理局での申請の待ち時間について

 日本に住んでいる外国人の方が、在留資格の変更(在留資格変更許可申請)や在留期間の更新(在留期間更新許可申請)などをする場合は、住所を管轄する入管へ行って申請をすることが必要になります。

 東京にお住まいの外国人の場合は、品川にある東京出入国在留管理局に申請をすることになります。

 

 今回は、コロナの現在の東京出入国在留管理局での申請の待ち時間について語ります。

  

1. 東京出入国在留管理局の概要

(1)東京出入国在留管理局の所在地

 〒108-8255、東京都港区港南5-5-30

 

(2)東京出入国在留管理局への交通アクセス

  品川駅港南口(東口)から、「品川埠頭(循環)」又は「東京出入国在留管理局(折り返し)」行きの都バスで約10分の「東京出入国在留管理局前」下車

 

(3)東京出入国在留管理局の窓口受付時間

 9時~16時 (土・日曜日、休日を除く)

 

(4)東京出入国在留管理局の管轄又は分担区域

 下記のとおり、東京出入国在留管理局の場合は、東京都を含めて、10もの都や県を管轄しています。

 ・在留関係諸申請:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県山梨県、長野県

在留資格認定証明書交付申請:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県山梨県、長野県

 

2.東京出入国在留管理局での申請について

 

(1)東京出入国在留管理局への入館について

 東京出入国在留管理局では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、現在、入館規制が実施されています。

 そのため、建物入り口で、入館のための時間指定整理券を受け取り、指定された時間になると入館することができます。

 東京出入国在留管理局のTwitterでは下記のように、待ち時間を掲示しています。下記は、2020年11月9日の待ち時間に関する記事の引用です。

 ちなみに、行政書士の場合は、 取次証(通称、ピンクカード)を見せることで、一般の方と異なり、待つことなく東京出入国在留管理局へ入館することができます。

 

 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月11日(月)より、入館の際、非接触型の体温計(サーモグラフィー)を用いて、来庁者の体温を確認し、検温の結果、37.5℃以上の発熱が確認された場合は、入館をすることができなくなっています。

  

 以前、爆破予告があった影響で、6月15日より、入館の際、金属探知機で身体検査や手荷物検査が行われています。

 

(2)東京出入国在留管理局での申請の待ち時間について

 ・在留資格変更や更新の場合の待ち時間

 2階のBカウンターで申請のための番号札を受け取った後は、現在は入館規制が実施されている影響で、5分もしないうちに申請窓口で番号が呼ばれ、申請をすることができます。

 

・結果受け取り(新しい在留カードの発行)の場合の待ち時間

 結果受け取りの場合は2階のAカウンターでの受け取りになりますが、受付をして番号を受け取った後、通常1時間半~2時間程度で新しい在留カードの発行がされます。

 

在留資格認定証明書交付申請の場合の待ち時間

 申請のための番号札を受け取った後は、通常は10分~30分程度で申請窓口で番号が呼ばれ、申請をすることができます。

 現在は入館規制が実施されている影響で、待ち時間が10分以下の場合も多くなっています。

 

3.最後に

 東京出入国在留管理局での待ち時間については、1時間以内で終われば、かなり早く終わった感覚です。東京出入国在留管理局での申請や結果受け取りは、お時間に余裕がある日に行くことをお勧めします。